
今回は、「 冬キャン初心者 で挑戦したいけれど中々一歩が出ない」「何を準備すればいいの?」など、初めての冬キャンパーに是非お勧めしたいキャンプギアをご紹介します。冬キャンプは通常のキャンプに比べて荷物が嵩張り、ギアの種類も多くなりますが、一度始めると沼になる冬キャンプ。是非ご参考にしてみてください!

キャンプギアって何?
おすすめの冬キャンプギア①
おすすめの冬キャンプギア②
おすすめの冬キャンプギア③
おすすめの冬キャンプギア~番外編~
まとめ
キャンプギアって何?
そもそもキャンプギアって何のこと?キャンプギアとはキャンプ道具やキャンプ用品のことを指します。主にテントやマット、焚き火台など様々なキャンプに使う道具のことをキャンプギアと総称して言います。
夏に比べて冬キャンプはまず暖を取るためのギア!これに限ります。とくに夜は冷え込むのでしっかりと準備する必要があります。ですが、冬キャンプギアの種類は数多く、何から揃えればよいのかわからない・・・夏用のキャンプギアではだめなの?といった疑問が解消できるように、詳しく説明していきます。オールシーズン使えるギアもありますが、3シーズン(春~秋)のギアの場合は、別途冬キャンプ用でギアをそろえたほうが良いでしょう。

今回は、たくさんある冬キャンプギアの中でも、「これがあれば快適に過ごせる、冬キャン初心者にお勧めのキャンプギア」をご紹介します!
おすすめの冬キャンプギア①
まずは、冬キャンプの醍醐味焚火に関するギア、「焚き火シート・焚き火台」です。
冬キャンと言えば、焚き火はマストですよね。自然の中でゆらゆらと揺れる火を見ながら、チルな時間を過ごすのはとても贅沢。また、焚き火の火力は一般家庭では出ないアウトドアならではの火力。焚き火で料理しても最高、暖もとれて一石二鳥!焚き火を目的に冬キャンをするキャンパーさんも多くいるかと思います。

焚火台は、コンパクトに折りたためて手軽に出来るタイプと、しっかり木を燃やして楽しみたいタイプと分かれるので、それぞれの冬キャンプ仕様にあった焚火台を準備しましょう。
コンパクトに折りたためて手軽に焚火を楽しめるタイプの焚火台は、荷物が嵩張らず徒歩キャンプでも持ち運び可能。折りたたみ方さえ慣れれば、特に問題はありません。

ソロキャンプでも十分に焚火を楽しめる大きさのものが多く、コンパクトでスペースもとらないのでお手軽に焚火を楽しめます。また料理にも十分に使える大きさのものが多く、ソロ・デュオキャンプの場合でも暖をとることが可能です!薪の大きさによっては、焚火台におさまる長さの薪にカットする必要があるため、薪の縦割りに加えて長さを短く整える必要があります。薪割りや火の面倒を見るのが好きな方、焚火を準備の段階からしっかり楽しみたい方にはおススメです。
次に4~6人用などで焚火を楽しみたいタイプの焚火台は、コンパクト収納が難しく荷物が嵩張ってしまいます。ですがコンパクトな焚火台に比べると、土台が大きいので迫力のある焚火を楽しめるのが何よりのオススメポイント!薪割りもある程度の細さであれば焚火に入れられるため、火のお世話をこまめにする必要もありません。また、火を大きく出来るため暖かさも段違い。焚火台の大きさによっては、火から1m離れていても暖かい空気を感じられるものもあります。
調理においても言うことなし。十分に火力を上げられるため、炒め物や焼き物は、家では味わえないクオリティを楽しめます。手入れや収納・保管場所が少しネックですが、寒い冬に数名で焚火を囲んで、団らんする時間も贅沢ですよね。焚火を楽しみながら、まったりチルしたい方にはおススメです。
次に、焚き火シート。焚き火台の上で燃やすから、シートがなくても問題ないんじゃない?と思われる方がいるかもしれません。直火がオッケーのキャンプ場もありますが、焚き火シート必須のキャンプ場も増えてきました。暖房器具が焚火のみ!っといった場合、焚き火シートがないために、焚き火が出来ないと一気に台無しですよね。
焚き火シートの役割は、地面の芝を守る役目や散らばった灰の処理の他、火の粉による火事のリスクから守る、などがあります。他の季節に比べて冬は空気が乾燥しているため思ったよりも火が大きくなり、焚火台から出た火の粉が芝や枯葉に引火しないか冷や冷やする事も。
せっかく焚き火を楽しもうとしても、焚き火シートがなくて、焚き火を楽しめなかったなんてことがないように、焚火台に合った大きさの焚火シートを事前に準備しておきましょう。
おすすめの冬キャンプギア②
次におすすめのギアは、ポリコットン素材のテント。
ポリコットン素材とは、ポリエステルとコットン(綿)が使用されているテントです。ポリエステルの軽量・耐久性とコットン(綿)の透湿性・一定の通気性、各性質が活かされた素材のテントがオススメです。

配合割合は各ブランドによって異なりますが、一般的にポリエステル65%、コットン35%が、取り扱い・快適に過ごす空間としてバランスがよいとされています。
では、なぜ冬キャンプにポリコットン素材のテントがオススメなのか?冬は外気とテント内の気温差が激しく結露からは逃れられません。そこで、耐久性に優れたポリエステルと透湿性に優れたコットンを混紡させた、ポリコットンの素材のテントがおすすめ!翌朝テント内に滴る結露で目が覚めることもある冬キャンプ。ポリコットンタイプのテントであれば、約7~8割程度の結露を吸収してくれるので、シュラフやマットなどが濡れる心配がなく安心です。

また燃えにくい点もおすすめの理由の1つです。この時期、焚き火を楽しむのにテントに火の粉が飛ばないか心配になることがありますよね。その際でも難燃性質を持った素材のテントであれば気にすることなく、焚き火を十分に楽しめます。
ただ、通常の軽量テントに比べると速乾性はなく、水分をしっかりと拭き取らないとカビになる可能性があるので、お手入れはしっかり行いましょう。また通常のテントに比べて重量があるので、オートサイトキャンプ場以外では運び入れが大変かもしれません。
おすすめの冬キャンプギア③
次にオススメのキャンプギアは、低気温でも問題なく使える「OD缶」です。
冬キャンプといえば焚火で調理するのが醍醐味の一つ。ですが、雨や強風など天候の変わりやすい山では、いつも焚火が楽しめるとは限りません。また朝に軽くコーヒーが飲みたいときに、一から焚火を準備してお湯を沸かすのも面倒ですよね。
そこで、持っていると安心なのがOD缶のガスバーナー。通常のガス缶は、気温約5度を下回ると使えなくなってしまうことがあります。その際にガス缶自体を温める作業が必要になってくるのですが、ストーブや火気の近くで温めるのは厳禁。

ガス缶が破裂してお大悲惨になりかねないので、必ず人肌や毛布に包むなどをして温める必要があります。また、点火しても使っているうちにガス缶が冷えて、ガスの出が悪くなり火力が弱まることも・・・。これでは寒い中快適に調理するのが難しくなります。
そこで、冬キャンで活躍するのが低気温でも問題なく使えるガス缶、OD缶。キャンプや登山などのアウトドア専用として作られているため、通常の缶に比べ寒い場所でも十分に安定し使用が可能です。

鍋や揚げ物をしているうちにガスが消えてしまって、料理が冷めた・・・なんて悲しい経験をする必要はないです。通常のガスバーナーに比べて若干値段はあがりますが、快適に温かい料理を楽しみたい方は1本持っているとノンストレスで冬キャンを楽しむことができます!
おすすめの冬キャンプギア~番外編~
冬の透き通った空気を利用して、是非お気に入りのキャンドルやライトを使ってテントイルミネーションを楽しんでみてはいかがでしょうか。
空気が澄んでいて、他の季節に比べてより一層光が幻想的に映ります。陽が沈むのも早いので、長い時間イルミネーションを楽しむことができ、非日常感を楽しめます。雪の中に光るキャンドルやお気に入りのイルミネーションでテントを装飾して楽しむ時間も、冬キャンならでは。

ある程度積雪がある場合は、小さなカマクラを作って、その中にキャンドルを灯してとても綺麗です。また、お手洗いが近くなるこの時期。冬の夜の暗闇でもご自身のテントも見つけやすくなり、夜中のトイレの帰りからも迷うことなく帰ってこられます!
まとめ
以上、冬キャンプ初心者におススメのギアを紹介いたしました!春~秋の季節と違い、冬キャンプはいかに寒さから暖をとれるかが大切になってきます。ですが、しっかりと暖かささえ確保出来れば、他の季節と違い虫がほとんどおらず快適に過ごせるのが魅力の一つ。今回ご紹介したキャンプギアをご参考に、是非一度冬キャンプに挑戦してみてください。まだまだたくさんのギアがあるので、沼る事間違いないと思います!冬キャンの魅力を紹介している記事はこちらです!
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