富山県はさまざまな自然環境に恵まれており、海・山・川などどこを見渡しても自然だらけのとても空気の気持ちのよい県です。
今回は 富山県穴場キャンプ場 を3つ紹介していきます。筆者が実際に訪れ、体験をもとにしているのでぜひこの記事を参考に富山県内のキャンプ場に足を運んでみてください!
キャンプ場のおすすめのポイントや料金、設備などキャンプ場の詳細も紹介します。
どやまらんど「明日キャンプ場」 (黒部市)
どやまらんど「明日キャンプ場」は、山の中にありながら、地面はしっかり管理された芝生のキャンプ場です。高台の芝生のテントサイトは段になっており、上からキャンプ場を見渡すことができます。景色もよく、富山湾を一望できる場所です。
バスケットゴールがあるのでボールを持参すればバスケができます。グラススキーやパットゴルフもあるので、子供と一緒でも楽しむことができるキャンプ場です。
キャンプ場に隣接されている徒歩2分の所に「明日山荘さか栄」という宿泊施設があり、そこで入浴することもできます。(こちらは予約が必要です。)
車で5分の所には「バーデン明日」という日帰り温泉を利用できる施設もあるので便利です。
明日山荘さか栄:https://sakaei.amebaownd.com/
バーデン明日:https://baden-akebi.jp/
魅力やおすすめポイント
どやまらんど「明日(アケビ)キャンプ場」は、富山湾を一望でき、夕焼けがとても綺麗なところが魅力です。高台のテントサイトから見える夕日は、時間とともに沈んでいく様子が非常に美しく、時間を忘れてしまいます。
高台なので夕日だけでなく、夜景も楽しむのにもぴったりです。
また、星空もほかの場所に負けず劣らず綺麗な星を見ることができます。22時消灯で早くにテントの中に入ってしまう人が多かったですが、夜の星空を見ることもキャンプでの楽しみの一つなのでせっかくの山の中での綺麗な星空を眺めてもらいたいです。
このキャンプ場はテントサイトの近くまで車の乗り入れができるので荷物を運ぶのが楽になるので、準備から片付けまでの荷物の移動が比較的楽になります。
キャンプ場の料金や設備
どやまらんど「明日キャンプ場」は、芝生サイトと木立サイトがあります。料金やキャンプ場の設備を紹介します。
●芝生サイト・木立サイト
1棟1泊テント1張り:730円
デイキャンプ:730円
●6人用バンガロー
1棟1泊テント1張り:4,400円
デイキャンプ:2,200円
●25人用コテージ
1棟1泊テント1張り:17,800円
デイキャンプ:8,900円
●グラススキーセット
2時間以内
中学生以下:730円、高校生以上1,250円
4時間以内
中学生以下:1,250円、高校生以上1,770円
●マウンテンボードセット
2時間以内
中学生以下:830円、高校生以上1,350円
4時間以内
中学生以下:1,350円、高校生以上1,880円
その他設備としては、バーベキュー広場やキャンプファイヤー場があります。トイレ、炊事場や近くに200年前の旧家「農村文化伝承館山本家」にも宿泊が可能です。
朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場(朝日町)
「朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場」は、「日本の渚百選」、「快水浴場百選」に選ばれたヒスイ海岸に隣接したオートキャンプ場です。
日本のヒスイ産地は険しい山の中がほとんどですが、海からヒスイが打ち上がり、楽しく安全にヒスイがひろえる世界的にも珍しい環境になっています。ヒスイ(翡翠)とは宝石の一種で、特に東洋で人気の高い宝石です。
ここでは、海水浴やサイクリングも楽しむことができます。
こんなに近くで海を感じながらキャンプができるのもヒスイ海岸オートキャンプ場ならではです。
貨物列車がよく通り、線路が近いのも特徴的です。
車で3分のところに「たから温泉」という銭湯があり、地元の人がよく訪れる温泉で、時間帯によっては貸し切りのような状態で入浴することもできます。
たから温泉:https://www.asahi-tabi.com/asahimachi/820/
魅力やおすすめポイント
「朝日ヒスイ海岸オートキャンプ場」はヒスイ海岸に近いところが魅力で、すぐそばにあるので海の波音をききながら、ご飯を食べることができます。
広い海を見渡すことができ、夕日が落ちていくのを静かに見ることができるので、写真を撮ったり、リラックスしたり、ゆっくりと流れる時間を満喫できるところがおすすめです。
また、ヒスイ海岸なので普通の海岸とは違い、ヒスイを探しながら楽しむこともできます。
どれがヒスイかわからない場合は、キャンプ場の近くにヒスイかどうかを鑑定してくれる人がいるため、利用してみても良いでしょう。
綺麗な石が多いのでたくさん持って帰ると自然のお土産になり、カップルや家族でヒスイを探すことで楽しい時間を過ごせます。自分がこれだ!と思うお気に入りの石を見つけるのもおすすめです。
キャンプ場の料金や設備
サイト料金やそのほかの設備を紹介します。
●オートサイト(最大6人)
オートサイト40区画、キャンピングカーサイト2区画
通常料金:1泊2日 4,840円(税込)
●フリーサイト(最大6人)
区画の仕切りがない芝生サイト
通常料金:1泊2日 2,420円(税込)
●ペットサイト(最大6人)
全7区画 ペットと一緒に宿泊可能なサイト ドッグランもあり
通常料金1泊2日 4,840円(税込)
●ケビン(最大6人収容)
全5棟(A棟~E棟)
ケビンA棟:通常料金 19,800円(税込)
ケビンB~E棟:通常料金 18,150円(税込)
●バンガロー(最大4人収容)
全5棟
通常料金 1泊2日 12,100円(税込)
そのほかの設備は、管理棟、キャンプ場内にトイレ棟全5棟設置、炊事棟全3棟設置しています。
安易緑地広場(南砺市)
「安易緑地広場」は、名前の通り緑が広がった広場がキャンプ場になっています。
芝生、土&砂利、森林サイトに分かれています。
緑地広場と安易寺、安易寺公園の中にたくさんの遊歩道があり、森林浴や自然観察ができる場所です。バードウォッチングも楽しむことができます。
展望台が数カ所あるので、展望台から砺波平野が一望でき、景観の良さも魅力の一つとなっています。
傾斜のある道があるので、そこで体を動かすためにランニングしました。緑がたくさんある自然の中で運動ができて気持ち良いです。
車で10分行ったところに「ひかりランド」という昔ながらの銭湯があります。地元の人が訪れる親しみやすい銭湯です。 サウナもあるのでサウナ好きの人もゆったりと過ごすことができます。
魅力やおすすめポイント
キャンプ場は、トイレが綺麗で炊事場もあり、無料とは思えないほど充実した施設になっています。テントの 近くまで車を入れれるので物の持ち運びがしやすい点もおすすめです。ここでは、春のキャンプをおすすめしていて桜の木があります。桜を見ながらキャンプを楽しむことができるのも魅力の一つです。
安易緑地広場は一帯が広場になっていて、とても広いので緑と空を見渡すことができるので、たくさん自然を感じることができます。
山の方にキャンプ場があるので朝は鳥のさえずりが聞こえ、空気も澄んでいて、雄大な自然を楽しむことができるのでおすすめです。
また、オートサイトではないのでどこにテントを立てても自由なところもよい点で、自分の好きなところにテントを立てることができます。
穴場的なスポットで人が少なく、ゆったりとした時間を過ごしたい人や人があまりいないところで息抜きをしたい人におすすめの場所です。
「とやま森林浴の森」にも選ばれており、散策路が何本も整備されていて、気軽に森の散策を楽しむこともできます。
キャンプ場の料金や設備
テントサイトは、芝生サイト、土&砂利サイト、森林サイトの3つに分かれていて、好きな場所を選ぶことができます。
キャンプ場・バーベキュー施設・管理棟:無料(※事前申請必要)
・炊事場・かまど・バーベキューコーナー・水洗トイレ
・ステンレスのコンロ下台常備(焚火台やBBQグリル使用の際の芝生へのダメージ軽減のため)
・多目的広場周辺に炭捨て場あり
・無料キャンプ場のためゴミは持ち帰り
温浴施設は2つあり、車で10分ほどの「ひかりランド」と車で15分ほどの「ぬく森の郷 新館」があります。
車で5分ほどの安易寺には大ケヤキや観音堂、安易寺公園があり、公園の中に展望台があります。
安易寺の下を流れる御手洗川の川沿い、切り立った岸壁の割れ目から水が湧きだしており、飲料水やお茶の野立てなどに利用されています。
まとめ
今回は、私が実際に行ったことのある富山県内のおすすめキャンプ場を3つ紹介しました。自然にあふれた富山ならではのキャンプ場の魅力がたくさんありました。
夕日が沈んでいく瞬間を山から一望できるキャンプ場や海のそばで過ごすことができるキャンプ場もあり、どこもおすすめの場所です。
無料の緑地広場は緑が広がっていて富山の自然を思う存分感じることができます。無料でこんなに素敵なキャンプ場を利用できるのも富山ならではかもしれません!
ぜひ富山のキャンプ場を利用する際は、こちらの記事も参考にしてみてください!