今回ご紹介する 絶景が味わえるキャンプ場 は、大阪市内から車で2時間弱!奈良県十津川村に位置する「谷瀬つり橋オートキャンプ場」。炊事場・トイレ・オススメ設営スポットや周辺の楽しめる観光スポットなど、気になる情報を詳しくご紹介。美しい景色に癒されつつ、管理人の遊び心が垣間見れるキャンプ場はソロ・ファミリー・グルキャンなど幅広い方にオススメです。
- 基本データ
- キャンプ場までのアクセス
- 炊事場やトイレなど設備は?
- 売店・自販機も充実!
- 幅広いラインナップの予約サイト
- フリーサイトは林間サイトと河原サイト!
- 【絶景】オススメの設営ポイントはココ
- スリル満点!一度は体験したいスポットを観光
- ※注意※敷地内ルール・注意点まとめ
- まとめ
基本データ
≪受付≫午前6時~午後5時まで(宿泊時の車出入り:午後9時まで)
チェックイン:午前6時/チェックアウト:午後5時
※GWやお盆などの長期休暇時は12時チェックアウトなので注意。
≪料金≫~日帰り~中学生以上:300円、小人※3歳以上:200円、テント1張:500円、駐車1台:500円、タープ1張:500円
~宿泊~中学生以上:500円、小人※3歳以上:300円、テント1張:1,000円、駐車1台:1,000円、タープ1張:1,000円
★ペット無料
★焚き火直火OK(河原サイトのみ)
→林間サイト・山側は焚き火NG
4人家族でテント泊をした場合※小学生の子供2人の場合
500円+500円+300円+300円+1,000円+1,000円=3,600円で1泊2日のキャンプが楽しめます!
キャンプ場までのアクセス
国道168号線を南に下ると「谷瀬つり橋オートキャンプ場」の案内表記が出てきます。周辺にコンビニなどは無いので事前に準備しておきましょう。入口は少し分かりにくいので、案内板を見落とさないように注意が必要です。
※近くにある「つり橋の里キャンプ場」と間違ってしまわないようにご注意ください。
分岐右折後はキャンプ場受付まで一本道を進み、車に乗ったまま受付へ。到着すると管理人さんが車の停止位置まで説明しに来てくれるので、しっかり話を聞いて料金お支払い(現金のみ)。車を降りる手間が無く、楽々チェックインです。
夏休みなどのハイシーズンの土日はオープン前から並ぶこともしばしば。受付開始は午前6時~ですが、少し余裕を持った到着が理想です。
炊事場やトイレなど設備は?
まずは炊事場からご紹介。サイト内には計4カ所炊事場が設けられています。うち1箇所はバンガローに併設されているもの。残り3箇所はサイト内均等に振りわけられ、それぞれ屋根付き。蛇口は6つずつ設置されています。中でも中央に位置する炊事場は各蛇口ごとにシンクが設けられており、小屋になっているので雨風気にせず快適。残り2箇所は屋根付き流し台のみの簡易的な設備です。食器洗剤等はありませんので各自持参しましょう。
次に予約サイトから少し上がったところにシャワー棟と風呂棟、それぞれ通路突き当たり左右に分かれてあります。
シャワールームは通路付きあたり左側。全部で6室あり、昔ながらの自分で温度を調節するタイプ。3分100円で使用可能です。シャワールーム内の設備もきれいで、サッと汗を流したい方にはピッタリ。シャンプーや石鹸、ドライヤーはついていません。
通路反対側の風呂棟は、なんと五右衛門風呂!親子2人で入ってちょうど位の大きい風呂窯は、旅の疲れをしっかり癒してくれます。洗い場も充分なスペースがありますが、脱衣所は大人2人ギリギリの広さ。家族4人で入る場合は、少し工夫が必要です。料金はシャワー室同様3分100円、大体200円もあれば浴槽に十分なお湯をためることができます。(湯煎は必ず閉めてからお湯をためてください。)温度は少し熱め、手動で水を入れて好みの温度に調整可能です。こちらもシャンプーやドライヤーなどはなく、鏡と洗面ボウルのシンプルなタイプ、電源コンセントもありません。
キャンプ場×五右衛門風呂の組み合わせは何とも言えないチル感を味わえ、中々体験できない設備。車で10分位の場所に温泉地はありますが、せっかくここに泊まったのなら一度は体験してほしいお気に入りポイントです。
五右衛門風呂出ると、正面にランドリースペースと洗面ボウルが4つ並んでいます。
最後はトイレ!意外と重要視している方も多いのでは?トイレの場所は全部で2箇所。予約ロッジ側に近い方のトイレは、個室が5室・小便器1個。個室うち3室が洋式ですが、ウォシュレット付きなのは1室のみで2室は現在故障中。1室だけでも冬に便座が暖かいのは嬉しいポイント。残り2部屋は和式です。電灯はそれぞれ個室についていて、トイレットペーパーも常備!予備のトイレットペーパーも置いてあるので安心です。
もう1箇所は、出入口付近にある簡易水栓トイレ。4室あり、小便器・洋式・和式タイプ。バンガロー側に比べると設備は劣りますが、広い敷地に2箇所トイレがあるのはありがたいです。
水回りは女性・子どもでも安心して使える綺麗な設備。利用料金が安いのに、この設備の揃いようは感謝しかありません!
売店・自販機はコンパクトながらも種類充実!
売店は19時まで開いており、優しいお母さんがお出迎え。季節によって販売内容が変わり、夏は浮き輪やボート・ビーチサンダルなど、冬は薪も売っています。通年通して炭や調味料・カップラーメン・アイス・洗剤などが並んでいます。
薪は針葉樹で一束600円。2束もあれば、夕食と焚き火が十分に楽しめる量です。
入口にはDydo自販機が。価格は120円〜230円前後で、ジュースからコーヒーまで揃っています。冬の時期は休止しているのでご注意下さい。
幅広いラインナップの予約可能サイト
敷地内は車乗り入れOK!オートキャンプテントサイトは予約ロッジ・予約サイト・フリーサイトの3種類。
予約必須のロッジはログハウス1棟・バンガロー7棟・コンテナーハウス6棟の3種類。金額は6,000円~20,000円まで幅広いラインナップです。広さは4畳~15畳まで取り揃えられており、エアコンの有無や立地など好みの部屋を選べます。
中でも1棟しかないログハウスは、外観も可愛く1番人気!キャンプの予定が決まったら早めの予約がオススメです。
予約サイトは全部で8区画、AC電源付き。炊事場が近い区画や日当たりが良い区画など。広さは若干違うようですが、そこまで大きな差は無いように思えます。
ハイシーズンの時期に場所取りを気にせず楽しみたい方や、グルキャンで隣接区画を予約して楽しむのもいいですね。
フリーサイト林間サイトと河原サイト!
フリーサイトは、林間サイトと河原サイトの2種類。
人気が高いのは林間サイト!特に夏場は日陰を求めて大激戦区となります。杉林に覆われた林間サイト、夏場は涼しく急な雨や風も凌げます。開放的な景観の河原サイトに比べて、自然を身近に感じてリラックスできる林間サイトは約10~12テントほど設置可能。ハンモックも設置可能で、ソロ・ファミリーキャンパーに人気が高く早い者勝ちです!
林間サイトの片隅には、管理人さん手作りと思われるブランコなどの簡易的な遊具も。意外と乗るのが難しい手作りブランコは、ついつい大人も夢中になってしまいます・・・是非恥ずかしがらずにこっそりチャレンジしてみてください。
河原サイトは、開放感抜群!人目が気になる方や周囲を気にせずゆっくり過ごしたい方は河原サイトが断然オススメ。
広いフリーサイトからお気に入りの場所を選べ、どこも日当たり抜群!夏場はタープ必須な程の日差しですが、山間部なので風が気持ちいい。お昼過ぎのチェックインでも十分にテント設営場所を確保できます。開放感のある自然の景色は、キャンプにきたという気持ちをさらに高めてくれますね。
清流十津川のせせらぎを聴きながら、夜には満点の星空が楽しめる河原サイト。自然を全身で感じつつリラックス!目の前の十津川では、ウグイや鮎が泳ぐ姿も確認できます。夏には売店で浮き輪の有料貸出しも有り、手ぶらでも気軽に川遊びが可能。※川の流れ、深さには十分ご注意ください。
また、河原サイトの地面は水捌けも良好◎石が多くペグが打ちにくい箇所があるので、鍛造ペグがマストです。マットも少し厚めのタイプか、コットがあるといいでしょう。前日雨が降った日は風が強くなる傾向があるので川付近でテントを張る際はロープ必須!大切なギア類が飛ばされないようにしっかり対策して、自然の中でキャンプを楽しみましょう。
【絶景】オススメの設営ポイントはこちら!
絶景を楽しめるオススメ設営スポットは、入口すぐを左に入った河原サイト先端地。石や砂利が多く、テントをたてるのには一苦労しますが、目の前には青い空・生き生きとした山・美しい川を独り占め。天気の良い日は川面に景色が反射して、まさに絵葉書のよう。コバルトブルーの十津川の清流が静かに流れ、なんとも贅沢な景観です。
夏の水遊びシーズンには家族連れや日帰りBBQが多く見られるため、5〜9月を外した方がゆっくりと過ごせます。
スリル満点!一度は体験したいスポットを観光
キャンプ場から歩いて約20分、かつて日本一長いつり橋と言われた「谷瀬の吊り橋」。風に吹かれるたびに揺れるつり橋はスリル満点!小さなお子様から大人まで楽しめます。
つり橋をよく見ると所々に劣化も見られスリル倍増。もちろん補強されているので安全面はバッチリ。
また、つり橋入口には絶景カフェが。景色を思う存分楽しめるように、カフェの窓側はカウンター席。夏はかき氷、冬はおでんなど季節に合った食事が楽しめます。中でも通年販売のこんにゃくは十津川の名物!
素晴らしい自然の景観と、橋の真下にある「つり橋の里キャンプ場」の景色が一体となり見える景色は唯一無二の絶景スポットです。
ちなみに今回ご紹介している「谷瀬つり橋オートキャンプ場」は、つり橋からほんの一部が見ることができます。終日訪れる観光客の声が届きにくいので、静かに過ごせますよ。
※注意※敷地内ルール・注意点まとめ
まず、ゴミは各自持ち帰りです。山から動物が降りてきたり、カラスや野鳥よってくるのでくれぐれも注意してください。
また、花火や音が出るものは午後9時以降禁止です。音楽やお酒を飲んでつい大声に・・・など他のキャンパーの迷惑になる行為は控えましょう。
まとめ
今回ご紹介した、谷瀬つり橋オートキャンプ場は夏の5〜9月以外は比較的空いている穴場スポット。大阪からのアクセスも良好で、小旅行気分でキャンプしたい方にはうってつけ。砂利が多いので鍛造ペグが必須になりますが、是非絶景とスリルを味わいに行ってみてください。
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