ソロキャンプの魅力のひとつとして、持っていく荷物を極限まで減らして身軽に自然を満喫できることがあります。ソロキャンパーにとって、 アルコールストーブ は軽量・コンパクトで非常に便利なアイテムと言えます。シングルバーナーも小型化、軽量化がはかられており、それほど大きなものではありませんが、それでもアルコールストーブには敵いません。
今回は、100円ショップで手に入る材料だけで、簡単かつ実用的なアルコールストーブをDIYする方法を徹底解説してみたいと思います。

- なぜアルコールストーブ?その魅力とは
- 材料はすべて100円ショップで揃う!
- 必要な工具
- 製作手順:5分で完成!
- 燃料について
- 燃料の選び方
- 使用方法
- 安全上の注意点
- アルコールストーブ活用術
- ポケットストーブとの組み合わせ
- まとめ
なぜアルコールストーブ?その魅力とは
ガスストーブやシングルバーナーと比較して、アルコールストーブには以下のようなメリットがあります。
•軽量・コンパクト:
燃料を含めても非常に軽量で小型なので、バックパックのスペースをほとんど圧迫しません。出来るだけ荷物を減らしたいキャンパーさんに最適です。
•静音性:
ガスストーブは静かなキャンプ場では意外とゴウゴウと燃える音が大きく感じますが、アルコールストーブは燃焼音が静かなため、自然の中で静かに過ごしたいソロキャンパーに最適です。
•シンプル構造:
部品が少なく故障のリスクが低いので、メンテナンスも簡単です。
•燃料の入手性:
燃料用アルコールは、ドラッグストアやホームセンターで手軽に入手できます。アウトドア専門店に行かなくても簡単に購入出来ます。
•DIYの楽しさ:
自分でアルコールストーブを作ることで、ギアへの愛着が湧き、キャンプの楽しみがさらに広がります。自作したギアを早く試したい、と思うことでしょう。
材料はすべて100円ショップで揃う!
今回のアルコールストーブは、以下の材料をすべて100円ショップで揃えることができます。
•ブリキの携帯灰皿:
ストーブの本体となる部分です。100円ショップのキャン★ドゥで購入することが出来ます。ライターやマッチなどと一緒にレジ付近に置いていることが多いので、比較的見つけやすいと思います。在庫がない場合もありますのでご注意ください。
•スチールウール:
燃料の保持と気化を促進する役割を果たします。本来はタワシとして使うものです。どの100円ショップでもキッチンコーナーに食器用スポンジなどと一緒に置いてあると思います。100円でかなりの量が買えますが、使うのは1つのみです。洗剤付きのものもありますので誤ってそちらを購入しないようご注意ください。
•アルミテープ:
穴を塞ぐために使います。アルミ箔などの素材に粘着剤を塗布してあるテープで、耐熱性や防湿性、強度アップなどの特徴があり、幅広い用途で使用されています。こちらもキッチンコーナーに置いていることが多いと思います。
必要な工具
DIYに必要な工具はアルミテープを切る際に使用します。
•ハサミ:
•ラジオペンチ:
携帯灰皿の穴を平らにする際に使用します。
これらの工具も100円ショップで手に入るもので十分です。
製作手順:5分で完成!


アルコールストーブの作成は、わずか5分あれば出来上がるほど簡単です。
1.携帯灰皿の分解:
携帯灰皿を開け中ブタを取り、中に貼ってあるゴムの部分を取り除きます。貼ったままだと熱で溶けて悪臭が出たり有害物質が出たりと危険です。ご注意ください。
2.油分の除去:
新品ですと保護のために灰皿に油分が塗布していることがあります。アルミテープを貼ったときに剥がれやすくなってしまうので、アルコールのウエットティッシュなどで拭き取りましょう。
3.フタをはずす:
灰皿のフタが本体とつながっているため、ラジオペンチで金具部分を丁寧に広げ、フタをはずします。
3.穴の処理:
灰皿のフタがつながっていた部分にある穴をふさぐため、金具部分をラジオペンチで挟んで平らにします。この穴からアルコール燃料が漏れるのを防ぐため、丁寧に作業しましょう。金属疲労を起こし折れてしまわないようご注意ください。
4.アルミテープで密閉:
平らにした金具の上からアルミテープを貼り付けて穴を完全にふさぎます。念のため、2重に重ねて貼るとより安心です。
5.スチールウールを詰め込む:
スチールウールを丸ごと1個、灰皿の中に詰め込みます。上から押し込むようにして、しっかりと固定して中ブタを戻してください。
6.完成:
念のためフタがきちんと閉まるか確認したら完成です。
燃料について
アルコールストーブには以下の燃料が使用できます。
•燃料用アルコール:
エタノールやメタノールを原料とした液体燃料です。アルコールランプなどでも使用されています。ススが出にくく、高温の青白い炎で安定した火力を保ちます。一般的な燃料で、ドラッグストアなどで手軽に入手可能です。
•高濃度エタノール:
燃料用アルコールの代わりに使用できます。消毒用としてもよく利用されています。
燃料の選び方
燃料用アルコールと高濃度エタノールは、どちらもアルコールストーブの燃料として使用できますが、それぞれ特徴があります。
•燃料用アルコール:
一般的に安価で入手しやすいですが、燃焼時に若干の臭いが発生することがあります。
•高濃度エタノール:
燃料用アルコールよりも燃焼効率が高く、臭いも少ないですが、価格はやや高めです。
ご自身の予算や好みに合わせて、最適な燃料を選びましょう。
使用方法
1.燃料の注入:
アルコールストーブの下部、スチールウールの見えている箇所に、30ml程度の燃料を注入します。入れすぎるとあふれて危険なので注意してください。燃料を追加したい場合は火が完全に消えてからにしましょう。
2.点火:
燃料にライターやマッチで点火します。最初は炎が見えにくいですが、しばらくすると安定した炎になります。
3.調理:
五徳を設置しクッカーなどを置いて調理を開始します。
安全上の注意点•換気の良い場所で使用する:
室内で使用する場合は、必ず十分に換気を行ってください。
•火気の近くで使用しない:
可燃物の近くでの使用は避け、安全な場所で使用してください。
•燃料の取り扱いに注意する:
燃料用アルコールは引火性があるため、取り扱いには十分注意してください。
•使用後は完全に消火する:
使用後は、火が完全に消えていることを確認してから片付けてください。
アルコールストーブ活用術
•湯沸かし:
コーヒーやお茶を飲むためのお湯を沸かすのに丁度良いサイズです。
•簡単な調理:
レトルト食品を温めたり、簡単な料理を作るのに役立ちます。また、メスティンなどのクッカーを使った炊飯にも最適です。
•風防:
風の影響を受けやすいアルコールストーブには、風防が必須です。100円ショップでも手に入れることが出来ますので、アウトドアで使用する際には用意しておいた方が良いでしょう。
•五徳:
クッカーなどを安定して置くために五徳を用意しましょう。市販品を購入する以外に、針金などで自作することもできます。
•燃料ボトル:
燃料を持ち運ぶための専用ボトルがあると便利です。燃料用アルコールは揮発性が高いため、密閉できるものを選びましょう。
ポケットストーブとの組み合わせ

今回作成したアルコールストーブは、ポケットストーブと組み合わせての使用がおすすめです。
•ポケットストーブ:
固形燃料やアルコール燃料を使って調理をする小型のストーブです。100円ショップでも購入することが出来ます。折りたたんでコンパクトに収納でき、携帯に便利です。本来は固形燃料などを置いて使うのが一般的です。
このポケットストーブに、今回作成したアルコールストーブがきれいに収納出来ます。空いたスペースにライターなどを入れておけば、それだけで調理器具一式がコンパクトに持ち運ぶことが出来ることになり、ソロキャンパーにおススメの組み合わせです。

私はPenguin Goingの火起こしファイヤースターターを入れて使用しています。ライターというより火花を飛ばすだけの道具ですが、コンパクトで必要十分です。見た目も格好良くお気に入りのギアです。

まとめ
さて、いかがだったでしょうか?今回は手軽にDIYできるアルコールストーブについて書かせて頂きました。100円ショップの材料で作るアルコールストーブは、ソロキャンプをより手軽に、快適に楽しむための強力な味方です。ぜひ、今回の記事を参考にして、自分だけのオリジナルアルコールストーブを作成し、自然の中で最高のひとときを過ごしてください!ほかにも100均で購入できるおすすめギアについての記事もご覧になってください!
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