
今回は、滋賀県琵琶湖沿いにあるキャンプ場「六ツ矢崎浜オートキャンプ場」をご紹介します。愛犬と一緒に、初めての雪中キャンプにオススメのオートキャンプ場!雪中キャンプと聞くと、山道を通らないと行けない?雪道は運転に自信が無いな・・・周辺は山に囲まれていざ困ったときに助けを呼びにくいんじゃない?などなど。初めての雪中キャンプに挑戦しようとしているキャンパーさんは不安要素が多いかと思います。ですが、安心してください。今回ご紹介する 滋賀県穴場キャンプ場 は平地の琵琶湖沿い、かつ閑静な住宅街・別地に隣接しており、管理人さんもいらっしゃいます。
また、ペット同伴エリアがあるのも嬉しいポイント!これを機に、雪中キャンプデビューを楽しみましょう!

基本データ
フリーのオートサイトキャンプ場。デイキャンプ・宿泊ともに、「完全予約制」です。
毎月1日に、3か月先の月の予約が取ることが出来、4~11月までのハイシーズンの土日は予約が埋まりやすいので争奪戦になることもしばしば。サイトは9時から予約スタートなので、ハイシーズンにキャンプしたい方は事前にスタンバイしておいたほうが安心です。
12月~3月までの冬キャンプは比較的予約が取りやすいのでお勧めの時期!特に例年1月下旬~3月ごろまでは雪が積もっており、雪中キャンプが楽しめます。
▼デイキャンプ
利用可能時間:午前9時~午後5時
高校生以上:500円
小・中学生:300円
小学生以下:無料
ペット:500円
▼宿泊キャンプ
チェックイン:午後12時(アーリーチェックイン:午後9時)
チェックアウト:午後9時~午後3時まで※繁忙期は午後12時まで
利用可能時間:午前9時~午後5時
高校生以上:1000円/1泊
小・中学生:600円/1泊
小学生以下:無料
ペット:500円/1泊
アーリーチェックイン:500円/1人
▼駐車代(1回の利用につき)
バイク・自転車・一般車:1,000円
大型車:2,000円※キャンピングカー含む
▼その他
・炭:700円
・薪1束:800円※直火NG
・スタンプカードあり
→期限は無期限。1回利用につき1スタンプ。5つたまると1,000円キャッシュバック!大人一人分のキャンプ代が無料になります。
(注意)デイキャンプはスタンプの対象外
▼設備
・管理棟:午前9時~午後5時
・炊事場:1カ所
・トイレ:常設1カ所・仮設2カ所
・ゴミ捨て場:1カ所
・灰・炭捨て場:1カ所
・売店・自動販売機:無し

4人家族でテント泊をした場合※小学生の子供2人の場合
1,000円+1,000円+600円+600円+1,000円=4,200円で1泊2日のキャンプが楽しめます!
テント・タープ代が無料なのは嬉しいポイントですね!
キャンプ場までのアクセス
大阪市内から2時間弱で到着!県道335号線沿いに、大きくキャンプ場名を書いた看板が出てきます。大阪方面から行くと右側に出てきますので、初めてでも分かりやすいです。
名古屋方面からも2時間弱と、どの地域からもアクセス良好。

有名なメタセコイア並木までも車で20分程度。道中に立ち寄り、琵琶湖の景色とはまた違った並木通りを楽しめるのもいいですね。
炊事場やトイレ・ゴミ捨てなど設備は?
炊事場は1カ所。水道は8個あり、作業スペースともに比較的ゆとりのあるスペースが設けられています。
水道から流れてくる水は、なんと「琵琶湖の水」。そのまま飲水可能なので、調理用や水分補給のための水を準備する手間・費用が省けます!
冬は凍結の恐れがあるため、出しっぱなしでOK。きれいな水を心置きなく使えるのは年中通して助かりますね!

炊事場に近い常設トイレは、個室・手洗い場ともに2つ。和式型(水洗ではありません)。個室内はきれいに清掃されていますが、夏場は虫がどうしても多く感じることも。冬の季節は快適に利用できます。トイレットペーパーもゆとりをもって置かれています。
出入り口に近い仮設トイレは個室が6つ。全て和式型です(こちらも水洗ではありません)。
炊事場に近い仮設トイレは個室が2つ。こちらは洋式型!ですがバイオトイレのため利用者が制限されており、男性の小は利用できません。
また、利用者が多く微生物による分解が順調にすすんでいないと利用不可となるので、いつでも使えるわけではありませんが、自然環境に配慮されている設備です。
ゴミ捨ては出入り口管理棟裏にあります。分別にも力を入れており、ペットボトルはキャップ・ラベル全て分別して所定の場所へ捨てます。ガス缶も廃棄可能です。場所は出入り口にあるので、閑散期であれば近くに車を止めて分別し、捨てることも可能です。
※繁忙期のチェックアウト時は車が多く、ゴミ捨て場の近くに止めると出口通路を塞ぐ可能性があるので注意してください。
灰・炭捨て場は炊事等の近くに設置されています。
サイト案内
完全予約制ですが、チェックイン開始時間前には事前に待機している車が数台並んでいることもあるので、余裕を持った時間設定がおすすめ。
チェックイン時間になると入口が開き、管理人さんが案内してくれるので管理棟で受付を済ませましょう。しっかりと説明を聞きサイト内へ!
出入り口付近にペットサイトがあります。ネットで囲われており、分かりやすく管理されています。サイト自体も車15台ほど収容可能なスペースがありますが、10テント以上になると少し窮屈さを感じるかもしれません。
人気なのは、琵琶湖沿いです。スペースが限られており、おそらく4~5テントだとゆとりをもって過ごせる広さです。カラスやトンビが多く飛んでいるので、特に小型犬は注意深く見てあげましょう。

奥に進むとフリーサイトがあります。
車100台ほど収容可能な広大なスペースがあり、琵琶湖を近くで眺める琵琶湖沿いのサイトと、芝や自然を感じてゆったり過ごすサイトと大きく2つに分かれます。
こちらも人気は琵琶湖沿い。炊事棟・トイレ近くの琵琶湖沿いも人気ですが、外灯があり夜は少し明かりが気になるかもしれません。

道路側も、車の通りは少なく道路向こう側は別荘地帯ということもあり、十分に非日常感を感じ取れる景色です。また、道路側の方角へ日が沈んでいくので、夕日を楽しみつつ、ゆったり過ごしたい方にもおすすめです。
おススメの設営ポイント
おススメの設営ポイントは、炊事棟・トイレを超えた琵琶湖沿い側です。
やはり琵琶湖でキャンプするなら、湖の景色や音を楽しみたいですよね!入口からは少し離れますが、琵琶湖を独り占め出来ているかのような贅沢な景色が楽しめます。
また、冬はトイレに行く回数が増えるので、やはりトイレ近くは押さえておきたいポイント。
あまり近すぎると、トイレ利用者の足音などや外灯の明かりが気になるところですが、少し離れた琵琶湖沿いだと、湖の音にかき消されて外の音もあまり気になりません。
是非、琵琶湖を楽しむキャンプをしたい方にはオススメしたい設営ポイントです。
いざ雪中キャンプ!設営前の準備作業
設営ポイントが決まったらいよいよテント設営です!通常のキャンプと雪中キャンプ、設営ってどう違うの?雪中キャンプを快適に楽しむため、設営前の事前準備作業が必要です。
雪中の名前の通り、サイト内は一面雪に覆われています。
そのままテントを設営し、ストーブやヒーターを使っていると雪が溶けてテント内がドロドロ、ビシャビシャに・・・なんてことにならないように、事前にサイト内を整えておきましょう。
積雪3センチ程度であれば、太陽の力で濡れても地面が乾く可能性がありますが、それ以上積もっている場合は雪かきをオススメします。※積雪30cm以上は除く

まず、テント設営ポイントを決め、設営場所の雪をはらいます。この時、シャベルが無い場合、管理人さんに相談すると無料で貸してくれる場合があるので、手持にない場合は1度相談してみてください。
雪かきはとても大変ですが、雪かきをしっかりとしているかどうかで、テント内での過ごし方やテント撤去時の地面の状態にも差が出てきます。イスを出して休み休み作業しましょう!
サイト内の整備が完了したら、いつも通りテント設営に入ります。グランドシートの下に1枚防水シートを敷いておくと、耐水・防寒の面で安心です。コーナンにあるブルーシートも防水でしっかりしているので、一番下に敷いておくのにおススメです!
積雪30cm以上の豪雪地帯で雪中キャンプする際の雪かきは、不要でOK!足でしっかり雪の地面を圧雪して固め、その上にテント設営でも問題ありません。
なぜなら、豪雪地帯では雪が溶けてビシャビシャになるほど気温が上がらないからです。
雪かきの一つの目安として、積雪30cm以上か以下かを判断にしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
初めての雪中キャンプにおススメのキャンプ場を紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?雪中キャンプ、興味はあるけれど・・・といった方にも是非お勧めしたい、安心の立地のキャンプ場です。道中雪の中細い山道を通ることもなく、近くにはスーパーやコンビニもあるので、気軽に雪中キャンプにチャレンジしたい方におススメ!是非琵琶湖の湖畔で、いつもと全く違う銀世界の景色を楽しんでください。
ちなみに琵琶湖のキャンプ場紹介はこちらの記事でもしてますので是非ご覧ください!
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