この記事は関東圏在住のキャンパーさん向けになります。これから冬に向けて空気が澄み、景色や星などが綺麗に見える季節になり、それを楽しみにされているキャンパーさんも多いのではないでしょうか。でも、この時期の 絶景キャンプ場 って、だいたい気温は氷点下・・・ですよね。そこで今回は、比較的冬でも温暖で且つ関東圏内からでも行きやすい場所を探して行ってきましたので、ご紹介したいと思います。静岡県函南町(かんなみちょう)にあります「negura camp ground(ネグラキャンプグラウンド)」さんです。とても素敵なキャンプ場でしたので、是非最後までお読みください!
- 「negura camp ground」の基本情報
- 「negura camp ground」のサイト紹介
- 「negura camp ground」の5つの魅力
- 「negura camp ground」の5つ注意点
- 「negura camp ground」の施設紹介
- 「negura camp ground」の今後
- まとめ
「negura camp ground」の基本情報
基本情報住所:静岡県函南町田方郡平井1689-55
標高:350m
電話番号:090-7513-3785
営業期間:通年営業
チェックイン:12時~18時
チェックアウト:~12時
アーリーチェックイン:10時~無料
アーリーチェックアウト:無し
小中学生 1,000円
未就学児 無料
車 1,500円
バイク 1,000円
休日料金・・・大人 2,000円
小中学生 1,000円
未就学児 無料
車 1,500円
バイク 1,000円
サイト:全面フリーサイト
電源:無し
決済方法:現金のみ
予約方法:専用ページから→https://negura.site/easy/top
トイレ:2か所 水洗洋式 tsudoiサイト(高規格)とmujinaサイト(仮設)
ゴミ回収:無し すべてお持ち帰り
お湯:炊事場2か所ともお湯が使えます
キャンセル料について:無し 但し無断キャンセルの場合は100%
公式HP:negura camp ground
インスタ:https://www.instagram.com/neguracampground/
X:https://x.com/negura_official
※チェックイン時に管理人さんが不在の場合はそのまま先に予約されたサイトに入っていただき、テント設営後、18時までに管理棟まで支払いに行ってください。
アーリーチェックインされる方もそのまま入っていただいて良いとのことでしたが、撤収待ち厳禁なので空いているところへ速やかに設営ください。
「negura camp ground」のサイト紹介
出典元:公式HP
「negura camp ground」さんは、まだ2021年にオープンしたばかりのキャンプ場。まだまだ、発展途上でこれから、さらによりよく変化していくと思われます。
現時点でのキャンプサイトを紹介いたします。
・tsudoiサイト
富士山 駿河湾、夜景の眺望が楽しめるサイト。車両の乗り入れ可能。直火は設置されている直火ピットでのみ可。
全面芝生サイトです。
管理棟から一番近いサイト。
tsudoiサイトからの眺望。
一番眺望がよく、個人的にはイチオシです。
・mujinaサイト
富士山 駿河湾、夜景の眺望が楽しめるサイト。車両の乗り入れ可能。直火は設置されている直火ピットでのみ可。
こちらは、tsudoiサイトより少し高台になったところになります。
ここも全面が芝生サイト。
設営されてるサーカスTCは私の・・笑
私が設営したすぐ近くにはtsudoiサイトへ行ける小道があります。
tsudoiサイトにある高規格お手洗いを利用することも容易でした。
mujinaサイトにもトイレが設置してありますが、こちらは仮設トイレになります。
こちらは後ほどご紹介いたします!
mujinaサイトからの眺望。
私のテント内から・・・!!
ここからの夜景も最高でした!!
・komichiサイト
富士山は見えませんが、木々の間から駿河湾や夜景が楽しめるサイト。こちらも車両の乗り入れ可能。直火は全面可。
mujinaサイトからkomichiサイトを見たところです。
なかなか良い雰囲気でしたよ。
春から夏にかけても新緑が映えて綺麗そうです。
komichiサイトからの眺望。
林間の雰囲気も味わえて、夜景も見え仲間内でワイワイするのにもいい感じですね。
全面直火可なんですが、どこも綺麗に後片付けされていて(ほとんど、どこで直火されたもわからなかった・・・)とても快適に過ごせそうでした。
・kokageサイト
高台の林間サイトで、自然の中の雰囲気が楽しめます。車両の乗り入れ不可。荷下ろし場へ一時的な駐車は可。直火は全面可。
このkokageサイト、ガラリと雰囲気が変わります。
ちょっとした野営気分が味わえそう。
ただ、お手洗いが一番遠いのでトイレが近い私では厳しいかもでした汗
こちらは荷下ろし場としても使えるサイト。
kokageサイトの一番先端のサイトからの眺望。
先のサイトに行くのにこの急坂を登らなくては行けません。
私の車では登れなさそう・・・・
そんな方の為にリアカーも常設されています。
荷下ろしされた方などは終わったら、komichiサイトとkokageサイトを結んだところに駐車場がありますのでそこへお停めくださいとのこと。
「negura camp ground」の5つの魅力
・富士山、駿河湾、夜景と絶景が楽しめる
「negura camp ground」さんは人間のせわしない生活活動を完全シャットアウトするキャンプ場でした。
真っ青な青空の下は沼津あたりでしょうか?・・その街並みに駿河湾、そして右手に富士山!!と、空前絶後の大絶景。
そして、その後は夜景!?・・・・、いいえ、その前の時間にもゴールデンタイムがあります。
それが、この美しい夕日です!
そして徐々に街明かりが点灯していき、夜景タイムへと突入。
どの時間帯をとっても景観が素晴らしく・・・何にもやる気が起きなくなること請け合いです(笑)
・キャンセル料なし&アーリーチェックインも無料
せっかく楽しみにしていたキャンプ当日に、急な用事や仕事が発生した・・・。急なお子さんなどの体調不良など、ありますよね。
そんな時は予約専用ページからキャンセルの手続きをして頂ければ、なんと!キャンセル料は0円。
予約してしまったからといって、無理やりなんとか時間を詰め、いそいそとチェックインしたものの落ち着かない、または具合が悪い中でキャンプが楽しめない・・・なんてことは考えずに安心して予約が出来ますよね。
アーリーチェックインもなんと!「タダ」なんです。
時間は10時からになりますので、その前はダメですよー。
少し予定より早めに到着しても、時間まで待たずに入れるのはありがたいですね。
ただ、後述致しますが注意事項がありますので、ルールは守って気持ちよく利用しましょう。
・お湯が使える
mujinaサイトの炊事場
tsudoiサイトの炊事場
キャンプしていて、面倒な作業のひとつが・・・使った食器などの洗いモノがありますよね。
特に冬時期に冷水だと、まさに苦行。
tsudoiサイトとmujinaサイトにある炊事場は両方ともお湯が出ます!
しかも、全ての蛇口から!!!これで苦行ともおさらばです。
飲料水としても、もちろんOK。
・直火が出来る
このような直火ピットがtsudoiサイトとmujinaサイトに点在してます。
直火が出来ると、なんか野営感が出てキャンプ魂をくすぐりますよね。
「negura camp ground」さんは、今では珍しい直火が楽しめるキャンプ場なんです。
tsudoiサイトとmujinaサイトでは予め設置されてます直火ピットで、komichiサイトとkokageサイトは全面直火が出来ます。
・比較的温暖
そして、今回この「negura camp ground」さんを選んだ大きな理由のひとつ、絶景キャンプ場であって気温が比較的温暖だというところです。
「negura camp ground」さんの明日の天気予報
「ふもとっぱらキャンプ場」さんの明日の天気予報
「ほったらかしキャンピングフィールド」さんの明日の天気予報
富士山ドーンで有名な「ふもとっぱらキャンプ場」さんと夜景が綺麗な「ほったらかしキャンピングフィールド」さんの気温と比べてみても格段に暖かいのです!
函南町は伊豆への入り口あたりにあり、1年を通して比較的暖かいので冬でもおススメのキャンプ場。
参考出典元:アウトドア天気.jp
「negura camp ground」の5つ注意点
・ゴミはすべて持ち帰り
ゴミはすべてお持ち帰りになります。少し厚手のゴミ袋を何枚か用意していくと良いと思います。
・キャンプ場の道が狭い
キャンプ場入口、かなり狭いのでチェックアウトされる方との鉢合わせにはご注意。
場内の道も狭いので、最徐行で!
出典元:X
・前泊者の撤収待ちは厳禁
アーリーチェックインは10時から無料でできますが、前泊者の方の撤収待ちは厳禁になります。
出典元:「negura camp ground」HPより抜粋
管理人様の粋な計らいに、キャンプ愛の強さがうかがえます!!
・風に注意
上の天気予報を見ていただくとお分かりかもしれません。
遮るものがないのと海風の影響か・・・風が強い時があります。
私はこの天気予報を見ながら、風速4m/sまでならキャンプは決行。5m/s超えてきたらキャンプをするか検討・・・・。
6m/s〜7m/sを超えていたらキャンプは余程のことがない限りは断念します。(あくまでも個人的な判断基準なので参考程度にして頂けましたらと思います)
相手は自然、今日の予報は明日には変わっているかも知れません。
そんな時でもキャンセルは無料で受け付けてくれる「negura camp ground」さんは、とてもありがたいですね。
※でも早めの決断をして頂けたらと思います。強風の中でもキャンプをしたいという猛者がいるかもなので(笑)
・灰捨てのルール
tsudoiサイト入口のすぐ左手に灰捨て用のペール缶が用意されてます。
各自、自分のサイトへこのペール缶を持っていって灰をすくったら、そのままここへ戻していただければ良いようです。
ご自身で灰捨て用の容器を用意しなくてもいいのは助かります。
「negura camp ground」の施設紹介
・管理棟
先ほどの入口を登っていくと、こちらに管理棟があります。
そのわきの道を登っていくと各サイトが広がってます。
管理棟の目の前まで来ると・・・こんな看板が立ってました。
15時にはスタッフの方が来ていて料金を支払いました。
こちらではCB缶、OD缶ほか「negura camp ground」さんオリジナルステッカーやオリジナル商品が買えます。
他に薪が㎏/120円の量り売りで購入が出来ますが、色々とネットや友人によると、よく燃える評判の薪のようです。私は持参していたので体験できず・・・でした。
18時以降スタッフの方がいなくなっても1000円定額で購入できるシステムになってますので、いざ薪が足りない・・・なんてことがあっても安心です。
・トイレ
mujinaサイト内にあるトイレ。
仮設トイレでしたがとても綺麗で臭いもしませんでした。
男女別です。温便座、ウォシュレットではありません。
tsudoiサイト内のトイレ。
こちらはかなり高規格トイレ。
こちらは温便座にウォシュレットです。
「negura camp ground」の今後
今後の「negura camp ground」さんの進化予定をスタッフさんにお伺いしてきました。
・トイレ
mujinaサイト内にあったトイレは現在は仮設トイレとなっていますが、tsudoiサイトと同様の高規格トイレにする予定だそうです。
mujinaサイトにありますトイレはkomichiサイトやkokageサイトのご利用者さんもよく使うことになるトイレになりますので、とても有難いですね。
・シャワー棟
今年の夏までに間に合うかは不明ですがtsudoiサイト内にシャワー棟の建設を予定しているようでした。
これも特に夏場に到着後、すぐ呑みたがり呑兵衛さんには特に有難いですよね(笑)
・ドッグランサイトの増設
今現在、密かに?ドッグランサイトを作っている最中のようです。
こちらもどうなるか今後、楽しみですね。
まとめ
今回、お邪魔しました「negura camp ground」さんは、駿河湾、富士山、夜景と大絶景キャンプ場で感動すること間違いなしです。
しかも、伊豆の入口付近といったところもあり、めったに積雪も無く比較的冬でも暖かいようです。
この日も気温は朝方には2〜3℃位には下がりましたが、他のキャンプ場のように氷点下にはなりませんでした。
そして、キャンプ場のルールが他のキャンプ場と比べて割と自由でゆるい感じがしたのですが、きちんとマナーを守るキャンパーさんが多く、そこは「negura camp ground」さんの雰囲気がそうさせているのかもしれないですね。
2021年にまだできたばかりの「negura camp ground」さん、ドッグランサイト、シャワー棟などの増設やトイレや水回りの設備を高規格へしていこうとされていて、これからも楽しみなキャンプ場さんでした!
是非、静岡県函南町にあります「negura camp ground」さんへ行ってみたいと思っている方の参考になったら幸いです!
ちなみに富士山が見えるキャンプ場についてはこちらの記事で紹介していますので是非チェックしてみてください!
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