焚き火台にはいろんな形やサイズがあります。みなさんはどんな焚き火台をつかっていますか?そんな数ある焚き火台の中から、今回は二次燃焼が綺麗な焚き火台「DOD めちゃ燃えファイヤー 」について紹介していきます。こちら デュオキャンプ におすすめポイントからデメリット、同シリーズの別商品も紹介していくのでよかったら焚き火台選びの参考にしてください。
DOD めちゃ燃えファイヤー のスペック
まず最初にDODめちゃもえファイヤーのスペックのご紹介。展開時のサイズや収納時のサイズに注目!
製品サイズ 焚き火台:W43cm×D14cm×H24cm
テーブル:W45cm×D16.5cm×H13cm
収納サイズ W45cm×D19cm×H25cm
総重量 7.7kg
材質 本体:ステンレススチール
テーブル:スチール
収納バック:600Dポリエステル
DOD めちゃ燃えファイヤー のおすすめポイント
DODの焚き火台のおすすめポイントについてご紹介していきます!
①二次燃焼の炎が綺麗
二次燃焼を見ることができる構造で、他の焚き火台とは一味違う炎を楽しむことができます。
二次燃焼とは、薪を燃やした際に発生する可燃性ガスに高音の空気を吹き付けることで再度燃焼させることです。
DODめちゃもえファイヤーは壁面を2層構造にすることで焚き火台上部に熱い空気を送り、二次燃焼を発生させています。
かなり大きな炎が上がったり、火力が高くなると少し青い炎が上がったり、見ていて飽きない焚き火台です。
②煙が少ない+火の粉が飛びづらい
本来、燃焼できずに残った可燃性ガスが煙として空気中にまってしまいます。ですが、DODめちゃもえファイヤーはこの可燃性ガスを再燃焼させることで二次燃焼の炎を作り出します。その結果、通常の焚き火台と比べると煙の量がかなり少なくなります。
煙が少ない分、キャンプ特有の焚き火臭を抑えることもできます。
また、構造上薪は焚き火台下部で燃やして、上部では可燃性ガスを再燃焼させているため、火の粉が飛びづらく、服やタープなどに穴が開く可能性が減ります。(あくまで可能性が減るだけで可能性が0というわけではありません。)
③デザインが可愛い
他の焚き火台ではあまり見ない形でとても可愛いです。そしてなんといっても真ん中にあるウサギのロゴが可愛いです。
暗闇で焚き火をするとロゴがうっすら見える感じも写真映えしてとても良い感じになります。
④設営、片付けが楽
組み立てが必要というわけではないので設営が簡単です。テーブルの上に本体を置き、本体内部に遮熱板を置くだけで完成します。
灰受け皿が引き出しのようになっており、単体で持ち運ぶことができます。灰捨場が遠い際は灰受け皿のみを持っていけば良いので、片付けを楽にすることができます。
⑤市販の薪がすっぽり入る
一般的に市販されている薪のサイズは30cm〜40cmです。DODめちゃもえファイヤーは横幅が43cmあるので、市販の薪がそのまますっぽり収まります。
序盤は薪を割って小さくしておく必要がありますが、一度火が安定したらそのまま入れるだけなのでとても楽です。
⑥熱が伝わりづらいので暖かい季節に役立つ
二次燃焼によって炎は大きく上がりますが、本体がボックス型で四方が覆われているため、そこまで周囲が熱くなりません。
夏場は熱が直接伝わるとそれだけで汗だくになってしまいます。そのせいで夏キャンプでは焚き火をやらないという方も意外と多いです。そんな方にこのめちゃもえファイヤーはおすすめです。
DODめちゃもえファイヤーのデメリット
①とにかく重い
この焚き火台のデメリットとして真っ先に挙げられるのが総重量7.7kgにもなる重さです。持てないというほどではありませんが、中には片手で持つのは厳しいという方もいるほどです。
他の人気焚き火台との比較
DODめちゃもえファイヤー:7.7kg
Colemanファイヤーディスク:1.6kg
UNIFLAMEファイアグリル:2.7kg
ピコグリル398:442g
二次燃焼やデザイン性などの他とは違う点に魅力を感じない方は、ColemanファイヤーディスクやUNIFLAMEファイアグリルなどの方が使い勝手が良いかもしれません。
②収納がコンパクトにならない
折り畳んだりするタイプの焚き火台ではないのでどうしても収納サイズが大きくなってしまいます。徒歩やツーリングキャンプはもちろん、車載スペースに余裕のない方は厳しいかもしれません。
③冬キャンプだと暖かさが伝わりにくい
※手前:DODめちゃもえファイヤー 奥側:Colemanファイヤーディスク
Colemanファイヤーディスク等のように直火に近い炎を上げる焚き火と比較すると、あまり周囲に暖かさを感じられません。構造上焚き火台上部に熱が集中してしまうからです。
もし、冬キャンプでも利用したいのであればリフレクターを置くなどの対策をした方が良いでしょう。
④薪の消費が激しい
二次燃焼の焚き火台は燃焼効率がよく、少ない薪でもよく燃えます。その反面、薪の消費がとても激しくなってしまいます。
早い時間から焚き火を始めて、長く焚き火を楽しみたい方や朝からも焚き火をする方にとっては使用する薪の量が増えるので注意が必要です。
また、
⑤価格が比較的高い
価格が1万5千年程度と、同じサイズ感の焚き火台と比較すると少し高く感じます。
先ほどから例で挙げているColemanファイヤーディスクやUNIFLAMEファイアグリルなどの人気な焚き火台は1万円以下で購入することができます。
二次燃焼という他とは違う炎やデザインに魅力を感じない方は他の焚き火台を探した方が良いかもしれません。
DODめちゃもえファイヤーの亜種
めちゃもえファイヤーには同シリーズで亜種となるような焚き火台があります。それぞれがめちゃもえファイヤーのデメリットをカバーするように作られていてとても面白いです。
めちゃもえファイヤーのデメリットで気になる点がある方はぜひ参考にして見てください。
そのままコンパクトサイズにした「ぷちもえファイヤー」
めちゃもえファイヤーをそのまま国語辞典サイズにしたのがぷちもえファイヤーです。
二次燃焼の炎はそのままに、拾った薪で焚き火ができるサイズ感になっています。専用の網が付属しているので簡単な調理やコーヒーを入れるのにはもってこいだと思います。
めちゃもえファイヤーでは厳しかったツーリングキャンプやソロキャンプにもおすすめです。]
収納サイズと軽量化「ぺらもえファイヤー」
折りたたむことができ、収納はなんとA4サイズにまでなります。重さも総重量1.8kgとめちゃもえファイヤーの7.7kgと比較するとかなり軽量です。
本体横幅はめちゃもえファイヤーより10cm程度小さくなっているため、市販の薪は折ったり切ったりする必要があります。
徒歩キャンプやツーリングキャンプがメインの方でも問題なく使うことができます。
二次燃焼をより楽しむ「すけもえファイヤー」
めちゃもえファイヤーの違い、前面がメッシュになっているため二次燃焼の炎をより楽しむことができます。前面のメッシュから熱が伝わるため、めちゃもえファイヤーより暖かさを感じることができ、冬キャンプでも安心して使うことができます。
また、組み立て式になっているので収納が薄くコンパクトになっています。総重量も5kgとめちゃもえファイヤーと比較すると軽いです。
これなら車載に余裕がない方でも隙間に入れることができるので使いやすいでしょう。
まとめ
めちゃもえファイヤーは二次燃焼の炎を楽しむにはとてもおすすめで、「ずっと見ていられる」という焚き火を実現してくれます。一方でサイズや重さなどのデメリットもある焚き火台です。今回紹介した亜種も含めて、自分に合った焚き火台探しの参考にしてみてください。
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