冬キャンプをしてみたいけれど何が必要なのか、なにに気をつければよいのかわからなくて挑戦できない方もいるのではないでしょうか。この記事では冬キャンプの魅力から、どのような寒さ対策をすればよいのか、 冬キャンプ装備 と必需品を徹底解説します。
この記事を参考に、冬キャンプに挑戦してみましょう。
- 冬キャンプの魅力3選
- 冬キャンプ装備と必需品8選!
- 冬キャンプが楽しくなるアイテム3選!
- 冬キャンプをより快適にするアイテム4選!
- 備えておくと便利な冬キャンプアイテム!
- まとめ :冬キャンプは魅力がたくさん!万全の対策で冬キャンプを快適に楽しもう
冬キャンプの魅力3選
キャンプと言えば、夏や秋をイメージする方が多くみられますが、冬もキャンプに絶好のシーズンです。
冬はキャンプをする方が少なく、キャンプ場のフィールドを広く利用できます。さらに利用料金を安く設定しているキャンプ場もあるのでお得に楽しむことが可能です。
冬キャンプには、他の季節のキャンプでは感じられない多くの魅力があります。一体どのような魅力があるのか見ていきましょう。
空気が澄んで星がきれい
冬は、他の季節に感じられる蒸し蒸しさがなく空気が澄んでいるので、綺麗な夜空を堪能できます。非常にリフレッシュできる環境でキャンプを楽しむことができます。
キャンプ人口も少ないためランタンの明かりが少なく、美しい星空を思う存分楽しめることでしょう。
虫が圧倒的に少ない
冬キャンプでは虫が飛び回ることはなく、虫刺されの心配もありません。他の季節は蚊やアブなどが発生して、キャンプの快適性が大きく損なわれます。虫が苦手な人にとって、キャンプそのものに苦手意識を抱いてしまうきっかけにもなってしまいます。
虫によるストレスなく、キャンプを純粋に楽しみたい方は冬シーズンがおすすめです。
温かい料理がよりおいしく感じられる
冬キャンプでは、醍醐味と言える料理の楽しみやおいしさがより一層際立ちます。
寒い環境で体が冷えやすい状態なため、温かい料理や飲み物のありがたみを心身で感じられるでしょう。他の季節では得ることのできない達成感やおいしさを味わうことができます。
冬キャンプ装備と必需品8選!
冬キャンプをする12月~3月の気温は、寒い土地だと氷点下まで下がります。そのため、寒さ対策を充実させる必要があります。ここでは寒さ対策に必須なキャンプギアを紹介します。快適な冬キャンプとするために以下のキャンプギアを準備しましょう。
冬キャンプ&車中泊については別記事にてまとめてます!詳しくはこちら
テント
冬の寒さや冷たい風を防ぐためのテントが必要です。
隙間風が入らないようにするためにフルクローズタイプが望ましいです。
特にスカートのついたテントは、外気を遮断して温まった空気を逃さないため、寒さ対策にぴったりです。
シュラフ
朝晩が冷え込む冬は、マミータイプがおすすめです。頭からつま先まで体全体を包むことができ、保温性が高く冬の冷たい空気を遮断できます。
素材はダウン素材がおすすめです。化学繊維より保温性が高く、軽量なので、コンパクトに収納できます。
マット
暖かさを重視するのであれば、マットが必須です。断熱性が高く、厚みのあるマットほど冷気を遮断してくれます。より快適な睡眠をとるためにベッドの寝心地に近いマットを選びましょう。
テーブル
料理に使う具材を切ったり、料理を並べるためにテーブルが必要です。
ハイスタイルのテーブルは家のダイニングテーブルと同じような感覚で使うことができます。椅子に座って食事する際や、スペースを広く使って調理したい方におすすめです。脚の長さを調整できるものもあり、用途ごとに使い分けられるので便利です。
チェア
チェアはキャンプの快適性を左右すると言っていいほど重要なアイテムです。
リクライニングできるものや回転できるチェアもあります。また、組み立て式や折りたたみ式、収束式などさまざまな収納方法のチェアがあります。
自分の身長や体形や使用するシーン、使用するテーブルの高さに合わせて選択すると良いでしょう。
シングルバーナー
温かい料理を作るために必要です。カセットコンロでも良いですが、コンパクトに収納出来るシングルバーナーがおすすめです。
特にガス缶とバーナーを直結して使用する一体型のものは、手のひらサイズ以外のサイズに収納することができます。
冬は寒さに強く、炎が安定しやすいOD缶を使用するタイプのバーナーを選びましょう。
キャンプケトル
焚き火で使用することができ、お湯が早く作れるものかつ、保温性のあるものを使用しましょう。
素材はステンレスがおすすめです。お湯を沸かすのにかかる時間は他の素材とほぼ変わりませんが、保温性が高くより長い時間温かさを保持してくれます。
防寒着
冬キャンプでは、保温性の高い防寒着なしでは快適に過ごすことはできません。
汗や雪などで服が濡れると、体温の低下を招く恐れがあるため着替えも用意しましょう。
インナーには、保温性があり、吸湿・透湿性に優れたものを選びましょう。発汗量が多くなりそうな場合は、速乾性のある化学繊維素材のインナーを着て、就寝する前に保温性の高いウール素材のインナーに着替えるのもおすすめです。
アウターとインナーの間に着るミドルレイヤーには、保温力を求める必要があります。主にフリース素材とダウン素材の2種類があります。フリース素材は通気性がよく着心地が柔らかいものが大半です。
一方ダウンは、軽量でコンパクトに収納でき、防風性に優れています。しかし、ダウンは濡れると保温性が急激に落ちてしまうので、濡れることが想定される場合は化学繊維の中綿のものを選びましょう。
アウターには、耐水性があり冷たい風を防ぐことができ、難燃素材のものを選びましょう。
冬のキャンプでは冷たい風が体温を奪う一番の原因になるため、防風性能は欠かせません。
また、濡れることも体温が奪われる大きな要因になるため防水性能も持ったアウターが望ましいでしょう。ゴアテックスであれば、防水性能に加えて透湿性も兼ね備えているため、汗による蒸れを軽減できます。
冬キャンプが楽しくなるアイテム3選!
冬キャンプの必需品に加えて以下のアイテムがあると、より楽しく快適にキャンプをすることができます。ぜひ参考にしてみてください。
焚き火台
キャンプと言えば焚き火。
冬の澄んだ空気の中での焚き火は何にも変え難いものです。
ぜひ、焚き火台を使って焚き火を楽しみましょう。
ストーブ
キャンプには一般的に、電源を必要としない薪や石油を燃料とするストーブを使用します。
薪ストーブや石油ストーブはストーブの上で調理したり、飲み物を温めることが可能なものもあります。室内で暖をとりながら快適に料理ができるでしょう。
テントの中で使用する際は、周りに燃えやすいものを置かないこと。また、十分に換気をして、一酸化炭素中毒に気をつけましょう。
一酸化炭素チェッカー
ストーブなどの一酸化炭素が発生するものを使用する際は一酸化炭素チェッカーがあると、空気中の一酸化炭素濃度が高くなった際に自動で教えてくれるので便利です。
冬キャンプをより快適にするアイテム4選!
上記で紹介したアイテムにプラスして使用することで、冬キャンプをより快適に楽しむことができるアイテムを紹介します。
コット
コットとは、キャンプで使用できる簡易ベッドのことです。地面と寝床の間に空間が生まれるため、冬の冷たい地面から感じる冷えを軽減できます。コットとマット、そしてシュラフを使用することでより快適に睡眠をとることができます。
湯たんぽ、カイロ
指先が冷えたり夜シュラフで寝る際に活躍します。
低コストながらしっかり体を温めてくれるので、あると非常に快適に過ごせるでしょう。
ゴム手袋
冬の蛇口から出る水は非常に冷たく、素手で洗い物をするのは非常に苦痛に感じます。
ゴム手袋をつけることで、洗い物をする際の負担を軽減することができるでしょう。
マグカップ
冬キャンプでは、飲み物は冷たい空気にさらされてすぐに冷たくなってしまいます。
極寒の環境で活躍するのが、真空断熱構造を持ったマグカップです。蓋つきのものを使用するとより保温効果が高まって長い時間温かい飲み物を楽しむことができます。
備えておくと便利な冬キャンプアイテム!
冬のキャンプ場は場所によっては雪が積もっていたり、水道が止めてあることも。そんな時に備えてあると便利なアイテムを紹介します。
スコップ
積雪地での冬キャンプでは、雪かきが必要になることがあります。積雪地で冬キャンプをする際にはスコップを用意しましょう。
コンパクトに収納できる折りたたみ式のスコップや分解できるスコップがおすすめです。
水タンク
冬のキャンプ場では水を止めていたり、水道が凍結していたりすることがあります。
そのような場合を、考慮して必要な水を予め用意すると安心です。
まとめ :冬キャンプは魅力がたくさん!万全の対策で冬キャンプを快適に楽しもう
他の季節にはない、冬キャンプの魅力や快適に過ごせるためのキャンプギアについてご紹介しました。
キャンプギアを一度に揃えるのは大変ですが、安全に過ごせる環境を作ることが何より大切です。
必需品を揃えた上で自分に必要なものを考えて、より快適に楽しくキャンプができるように道具を取り入れていきましょう。ちなみに北海道のおすすめ冬キャンプ場についてはこちら
装備を万全に整えて、冬の透き通った空気と美しい景色、寒い中で食べる温かい料理など魅力たくさんの冬キャンプにぜひ挑戦してみてください。
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2 thoughts on “冬キャンプ装備 / 必需品8選を徹底解説!「初心者必読!!」”
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