秋におすすめのアウトドアアクティビティ 5選!「自然を楽しもう!」

秋におすすめのアウトドアアクティビティ !夏が終わり季節が変わり冬になろうとしています。夏と冬の間の季節『秋』を存分に楽しみたいあなたに。今回はおすすめのアウトドアな秋にできるアクティビティを5つ紹介させていただきます!日本の四季はっきりしていて異なる4つの季節で違う自然体験ができるので素晴らしいですね^^。是非ご覧ください!!



秋の定番紅葉狩りに行こう!

日本の秋を楽しむといえば定番は紅葉狩りですね!紅葉狩りとは紅葉を見にいくことを指す言葉で日本語独特な言い回しですよね。山や森には常緑樹と落葉樹の木や植物が生えており、このうちの広葉樹の多くは寒くなってくると葉を落とします(落葉)。葉を落とす際に色が変わり、綺麗な黄色や赤色になり素晴らしい景色を作り出します。

山や森に行かなくとも都市部や街中でも道沿いに植えられた木が紅葉し、素晴らしい感動できるような光景になります。紅葉する木で有名なのは「モミジ」や「イチョウ」、「カツラ」などでしょうか。みなさんも秋以外にもしそれらの木々を見つけたら、気に留めておいて下さい。もしかしたら秋には隠れ紅葉スポットになるかもしれませんね!

さて、紅葉狩りの時期ですがこちらは全国によってだいぶ時期に差が出てしまいます。北海道では早い場所だと9月の中旬には紅葉が始まりますが、九州では12月上旬の場所もあります。また山などの標高が高いところでは早くから紅葉が始まり、街や低標高な場所では遅くから葉が色づき始めます。なので住んでいる場所の紅葉シーズンが終わってしまっても違う土地に観光などでいけばまた紅葉狩りができます。

山に入らない限り、紅葉狩りはとても難易度の低い外でできるアクティビティですが、もし入山する場合は装備や気温、天候などには注意しましょう。また落葉した葉っぱが重なり滑りやすくもなるのでそこら辺の注意も必要です!


川や海でのカヌー、カヤック体験

川や海でのカヌー、カヤックも秋にはおすすめのアクティビティです。それって夏のアクティビティじゃなの?と思った方。確かに夏にやるカヌーやカヤックも素晴らしいですが、個人的には秋に体験することをおすすめします。

理由としては第一に気温ですね。水上のアクティビティですがカヌーもカヤックも意外と運動量が多いです。真夏にやると意外と汗だくになってしまいます。秋であれば適度に運動ができ快適に楽しむことができますよ。

カヌーとカヤックの違いですが、カヌーは二人乗り以上のものが多く、小型のボートのような形状をしています。水を掻くパドルも片側しかついていません。一方、カヤックは一人乗りから二人乗りの物が多く、形状は腰の辺りまで覆われているスリムな見た目をしています。水を掻くパドルは両側についていて一人で左右交互に水を掻き進むことが想定されているアクティビティです。

また海と川でカヌー、カヤックの形状に違いがあったりと(シーカヤックなど)やる場所でも特色があるので色々な場所でやってみると面白いアクティビティです。カヤック上級者になると激流の川のなかを降ったりと、上達するとエクストリームスポーツと言える領域になるのもカヤックの特徴ですね!

カヌー、カヤック体験は全国各地の海や川で体験できるので興味がある方はこちらのサイトなどで調べてみて下さい!


暑すぎす最適な気温で低山登山

秋は登山の季節と言っても過言ではありません!夏に登る山もいいですが、秋には美しい紅葉と一緒に登山を楽しむこともできます。筆者が特におすすめするのは標高が高い有名な山々ではなく初心者でも登れる低山登山です。

特に秋になると標高が高い山の頂上はかなり寒くなってきたり、場所によっては雪が積もり始めます。そうなってくると余計な装備や準備が必要になりますが、標高が低い低山ではルートも短時間なことが多く、寒さ対策も必要ないので気軽に体験できるのもポイントです!

あなたも住んでいる地域にある有名で比較的簡単に登れる山に行ってみましょう!夏とは違い低山でも暑さとは無縁なので登山が苦手な方や初心者オススメのシーズンでもあります。注意点として、あまり有名でない低山だとルートや標識が見にくかったり他の登山者がいないと道迷いしやすいので登る際の事前情報は抜かりなく得ておきましょう。

YAMAPなどのサイトを使えば最近登山した人数やルート、周回時間などが簡単にわかるので初心者の方はお忘れなく(無料版で十分機能します!)。


最高の季節で秋キャンプを楽しもう!

個人的なキャンプの最高なシーズンは「秋」です!これはキャンプをよく行かれる方ならご存知ですが、秋は暑すぎず夏ほど虫がいない時期なのでまさに快適なキャンプが楽しめる季節です。

また7、8月などはハイシーズン料金のキャンプ場も10月、11月となると料金が安く利用できる場合が多いです。利用者も夏休み時期をピークとして徐々に減っていくので玄人キャンパーほどハイシーズンでのキャンプを避ける傾向があるようです。もちろん暑い夏に行うキャンプも最高ですが笑

秋キャンプの魅力は、焚き火と料理ですね!少し肌寒くなってきたシーズンこそ焚き火のありがたみがわかりますし、本当に焚き火の前に座っていると時間があっという間に過ぎてしまいます。料理も夏はBBQなどが多いキャンプですが、秋には季節のものや暖かい料理も美味しくいただけます。定番どころだとシチューやアヒージョ、鍋料理なども最高ですね。

最近の日本の気候だと本州は10月でもまだまだ暖かく余裕でキャンプができます。特に関西や九州では11月でも寒くない日もあるのではないでしょうか。夏に人が多い中するキャンプをするよりも自然の中で人がいない中でキャンプをする方が絶対に素晴らしい体験になります!特に初心者のキャンパーには是非オススメしたいキャンプシーズンです。

12月に近づくにつれて寒くなってくるので、夏シーズンとは異なるシェラフや装備が必要になってきますので少し難易度が上がってきますが、寒くなる前であれば最高の思い出になるのが「秋キャンプ」です。


鳥たちの移動を観察するバードウオッチング

さて最後に紹介するのは少しニッチで体験したことがない方も多いアクティビティ、バードウォッチングです。なぜ秋に最適なかというと秋は渡鳥の移動シーズンだからです。

夏鳥と言われるツバメやクロルグミなどの鳥は春に北上し秋になると南下して移動していきます。夏鳥は夏の間日本に過ごしますが真冬は台湾やフィリピンなどのもう少し暖かい国で越冬します。逆に冬鳥と呼ばれる渡鳥はオオハクチョウやユリカモメなどです。彼らは夏鳥とは逆に秋に南下して日本へ渡ってきて冬の間日本で越冬し春になり暖かくなると北上してロシアなどに渡っていきます。まさに秋は鳥たちの移動のシーズンなのです。

また北海道では秋になると鮭が遡上を始めます。産卵を終えた鮭は川辺で死んでしまいますが、それを食べにくる鳥たちもいます。秋は生命のサイクルが回る時期でもあり、鳥や小動物にとっては冬前の餌が豊富にある時期でもあります。

バードウォッチングに必要なものは双眼鏡と写真を撮りたいのであればカメラを持っていきましょう。服装は長時間見るのであれば寒くない格好でいきましょう。またカメラは連写機能や動画機能が良いものがあればなお良いでしょう。

鳥が羽ばたく瞬間は慣れていないのとシャッターを押しづらいので注意して下さい。オススメの場所は鳥によって違いますが湖や川や海などが渡鳥がよく来る場所です。鳥を見つけるには最初は難しいですが、意識的に普段から鳥を探してみれば意外と鳥という生物は身の回りにたくさんいます。

皆さんも双眼鏡を片手に近くの川や湖、海などに渡鳥を見つけに行ってはいかがでしょうか?普段とは違った鳥が観れるかもしれませんね。