04/29/2023 / 最終更新日時 : 04/28/2023 FKO-Ryohei In Japanese

キャンプギアと金属の関係性　おすすめは何製のキャンプギア！？

現代ではキャンプギアも多様化されていますが、その材質も様々ですよね。キャンプギアのアルミ製やチタン製など皆様も聞いた事あると思います。一体、何製のキャンプギアがいいのか？この質問は複数回キャンプにいかれた方は共通で疑問におもうはずです。材質によって重さや用途が変わるキャンプギアもありますので詳しく知りたい方は是非ご覧ください！

↓各金属の特色とギアについて↓

鉄製のキャンプギアと特性

鉄製のキャンプギアでも調理系ギアで有名なのは鉄板やスキレットなどです。鉄の特性として重量は重いですが熱の伝導がアルミほどよくないので、あったまるまで時間はかかりますが冷めにくく熱するとしばらく熱いままです。この性質が食材を焼いたりする時に便利で火から離してもしばらく熱いのでステーキを焼く場合や熱々の料理を冷めずに食べたい方には向いているのが鉄製のキャンプギアですね。

鉄製のキャンプギアで他に有名なのはハンマーやスコップ、大きいペグや焚き火台なども鉄製のものがありますね。鉄は重いですがその分頑丈な素材なので耐久力が求められるギアには鉄製の物がおおいです。壊れにくいのも特徴の一つなので、長く使うキャンプギアは鉄製の物を選ぶといいかもしれませんね！

デメリットとして重量があるので、鉄製のスキレットを購入したが使わなくなったというのはキャンパー界ではよく聞く話しですね。しかし車でのキャンプなら多少重くても問題ないので、そういった時には是非鉄製のキャンプギアを持っていってください。


アルミ製のキャンプギアと特性

現代ではアルミ製のキャンプギアはとてもポピュラーです。アルミ製の物はお手頃価格で販売されている物も多く、素材としてカップやテーブルなど軽量のギアに多く使用されています。鉄とは違い熱伝導率が非常に良いのですぐに温まりますが冷めるのも早いのが特徴です。一般家庭ではアルミ製のフライパンなどが有名ですよね。調理の際に温度調節がしやすいのでパスタなどの火を入れすぎないようにしたい料理に向いています。

キャンプのクッカーや調理器具ではアルミはよく使われる材料なのでアルミ製キャンプギアはよく見かける人も多いと思います。というか適当に材質を見ないで買うと大抵アルミ製だったなんてこともよくあります。キャンプ初心者の方はブランドや形状よりもまず材質を見てみるといいでしょう。

実はアルミは金属としてはとても軽量ですが強度を出すためにはある程度の厚さを使う必要があり最終的なギアの重量でチタン製よりも重くなってしまうという非常におもしろい金属です。ですが鉄製やステンレス製よりも確実に軽い材料で軽量なギアが多いので軽量化を目指しているULキャンパーや登山をする方はアルミ製の製品を買うことを検討してみてください！

ステンレス製のキャンプギアと特性

ステンレス製のキャンプギアもよく調理器具等で見かけることが多いです。ナイフやクッカーなどに多い印象ですね。ステンレス製の特徴は高強度と腐食耐性です。ステンレスも種類によっては錆びることもあるみたいですが、実質錆びることはほぼありません。そのため水に触れるものや火に触れるキャンプギアに多く使われています。

ナイフや焚き火台にはステンレス製のものがあり、アルミとは違った質感や重量です。ステンレスの金属としての重量は鉄と同じくらいあるので、重くなりがちですが高強度の特性を生かした加工技術により鉄よりも薄く加工された結果、軽量化されたギアが数多くあります。ペグからカラビナまでステンレス製のキャンプ用品は本当に多種多様です。

クッカーやケトルはアルミ、ステンレス、チタンの三種類から選ぶことが多いと思いますが、状況や使い方、値段によって好みのもを選ばれるといいと思います。

チタン製のキャンプギアと特性

最後にチタン製のギアですが、こちらは軽量化を図るキャンパーに人気の材質ですね。理由としてはなんと言ってもその重量です。金属の重量としてはアルミよりも重いですが、高強度のため薄く加工でき、最終的にはアルミよりもさらに軽くすることが可能です。そのため軽量化にはチタン製！というほどウルトラライトというキャンプギアカテゴリーでは人気の金属です。

しかしながら、高等な加工技術が必要なのでアルミよりも２倍−３倍ほどの値段になっていることも多いです。それでも登山をする方や旅をしながらキャンプをする方は少しの重量でも削減していきたいのでチタン製の製品を選ばれる方が多いとも思います。

チタンの特徴として熱伝導率の悪さがあります。こちらはメリットとしてはお湯や暖かいものが冷めにくいので冬などにとても重宝します。デメリットとしては熱を通しにくいのでクッカーとして使う場合、あったまるのがアルミに比べて遅い（より多くの燃料がいる）ことです。しかしアルミより薄い場合が多いので全く火が入らないなんて事はないのでご安心を！


まとめ、一体どの材質がおすすめなの？

材質と重量、値段をまとめてみました！

金属の種類値段重量
鉄普通★★重い★
アルミ安い★★★軽い★★★
ステンレス普通★★普通★★
チタン高い★とても軽い★★★★

結論としては種類によって特徴が違いますので、自分のキャンプスタイルに合ったものを選ばれるのがいいと思います！例えば筆者はバックパックキャンプをするので軽くて丈夫なチタン製の製品をこよなく愛していますが、車でのキャンパーさんはチタン製を最初に選ぶ理由としては大きくないと思います。

あえて値段や重量から言わせてもらえれば初心者キャンパーの方は迷ったらとりあえずアルミ製を買ってみてもいいかもしれません。もちろん長く使う予定であれば鉄製やチタン製も考慮すべきですがそれは2つ目や3つ目のギアでも遅くはないでしょう！

他の記事でアウトドアの情報やギアの情報をまとめていますので是非そちらもご覧ください！

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